■ 冬に増える「通勤災害」とは何か
2月は一年の中でも寒さが厳しく、路面凍結や天候不良が重なることで、通勤中の事故やケガ(通勤災害)が増えやすい時期です。
通勤災害とは、従業員が通勤途中に負ったケガや事故に対して労災保険が適用される制度を指します。業務中ではなく「通勤中」であっても、一定の条件を満たせば労災として認定される可能性があります。
■ 通勤災害に該当する主なケース
通勤災害は、特別な事故だけでなく日常的な場面でも発生します。例えば次のようなケースです。
- 雪や凍結した路面で転倒し骨折・捻挫した
- 自転車通勤中に接触事故にあった
- 駅の階段やホームで転倒した
- 通勤途中に交通事故に巻き込まれた
- 強風や悪天候により転倒・負傷した
「軽いケガだから関係ない」は要注意
軽傷であっても、通勤災害として扱われる可能性があります。初動の判断を誤ると、後から手続きが複雑になることもあるため注意が必要です。
■ なぜ2月は通勤災害が増えやすいのか
2月は通勤災害のリスクが高まる要因が重なります。
路面凍結・雪・悪天候
朝晩の冷え込みによる凍結や降雪は、転倒や事故の大きな原因になります。
寒さによる注意力低下
寒さは体の動きを鈍らせ、反応速度や集中力の低下につながります。
年度末前の忙しさと疲労
2月は仕事量が増え、疲労や睡眠不足から事故リスクが高まる時期でもあります。
■ 経営者・会社側が知っておくべき通勤災害の基本
通勤中の事故は「自己責任」と思われがちですが、労災認定の有無によって会社の対応や従業員の安心感が大きく変わります。
通勤経路として認められる範囲
合理的な経路・方法での通勤であるかが判断基準になります。
寄り道・中断があった場合
私用の寄り道や大きな中断があると、通勤災害として認められないケースもあります。
会社が行うべき初動対応
- 状況の確認
- 事故内容の整理
- 労災対象かの判断
- 必要書類の準備
初動が遅れると、従業員・会社双方に負担が生じます。
■ 「労災になるのか分からない」という相談が増える理由
実際の現場では、次のような悩みが多く見られます。
- これは通勤災害に該当するのか判断できない
- 会社として何をすればよいか分からない
- 労災申請の流れが分からない
- 手続きミスを避けたい
通勤災害は、最初の判断がとても重要です。早い段階で整理しておくことで、従業員の不安軽減と会社の負担軽減につながります。
■ 通勤災害を放置すると起こり得るリスク
従業員の不安や不満につながる
適切な対応が行われないと、安心して働ける環境づくりに影響が出ます。
手続きが複雑になる
後から申請すると、書類や確認事項が増え負担が大きくなります。
労務トラブルの原因になる
判断の遅れや誤りが、会社と従業員の認識のズレを生むこともあります。
■ 2月は「もしも」に備えて整理しておくタイミング
寒さや天候の影響が続くこの時期だからこそ、通勤災害の基本と対応を確認しておくことが重要です。
- どこまでが通勤災害になるのか
- 会社としての対応フロー
- 労災申請の判断基準
事前に整理しておくだけで、万が一の際の対応がスムーズになります。
■ 木村稔会計事務所のサポート内容
木村稔会計事務所では、通勤災害に関する次のようなご相談に対応しています。
- 通勤災害に該当するかどうかの判断
- 労災手続きの基本整理
- 会社側の対応アドバイス
- 労務・税務の全体整理
「これは労災になるの?」という段階からでもご相談可能です。
■ 無料相談のご案内
通勤災害は突然発生するものですが、事前に整理しておくことで対応は大きく変わります。
- 労災になるか判断したい
- 会社としての対応を知りたい
- 万が一に備えて整理しておきたい
このようなご相談も多くいただいています。
木村稔会計事務所では無料相談を行っています。
難しい手続きの前に、まずは状況整理だけでも構いません。無理なご提案はいたしませんので、安心してご相談ください。
2月は通勤災害が増えやすい時期です。
従業員と会社、双方が安心して働ける環境づくりのために、今のうちに備えておきませんか。




