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お知らせ

2026/06/17

お役立ち情報

6月は見直しのタイミング。外国人労働者の税務対応、後回しになっていませんか?

近年、多くの業界で人手不足が深刻化する中、外国人労働者を雇用する企業が増えています。

特に、

  • 建設業
  • 製造業
  • 飲食業
  • 介護・福祉業
  • 宿泊業

などでは、外国人スタッフが企業経営を支える重要な存在になっています。

一方で、外国人労働者の雇用に伴う税務対応については、

「日本人スタッフと同じ処理でいいの?」

「どこまで会社が対応すればいいの?」

「税務や給与計算に不備はないだろうか?」

と不安を感じている事業者様も少なくありません。

特に6月は、新年度から2か月が経過し、新しく採用した外国人スタッフの業務も落ち着き始める時期です。

だからこそ今、外国人労働者に関する税務や給与処理を見直す絶好のタイミングといえるでしょう。


■外国人労働者の税務が複雑と言われる理由

①日本人と同じようで同じではない

外国人労働者の税務処理は、日本人従業員と共通する部分もあります。

しかし、

  • 在留資格
  • 滞在期間
  • 居住区分
  • 家族構成

などによって取り扱いが変わることがあります。

そのため、

「これまでの給与計算方法をそのまま適用している」

という場合には注意が必要です。

税務上の判断を誤ると、後から修正申告や追加対応が必要になるケースもあります。

②居住者・非居住者の判断が重要

外国人労働者の税務で最も重要なポイントの一つが、「居住者」と「非居住者」の判定です。

税法上の区分によって、

  • 所得税の計算方法
  • 源泉徴収の方法
  • 適用される控除

などが変わります。

例えば、来日したばかりの方や短期間の滞在者の場合、一般的な給与処理とは異なる対応が必要になることがあります。

入社時の情報確認が非常に重要です。


■6月だからこそ確認したい税務ポイント

①源泉徴収の処理は正しいか

外国人スタッフを雇用している企業で多いのが、源泉徴収に関するご相談です。

例えば、

  • 入社時の情報が不足していた
  • 区分の判断が曖昧だった
  • 担当者が変更になった

などの理由で、処理方法に誤りが生じることがあります。

6月は業務が少し落ち着く企業も多いため、一度給与計算の内容を確認しておくことがおすすめです。

②住民税の取り扱いを確認する

6月は住民税の通知が届く時期でもあります。

この時期になると、

「外国人スタッフにも住民税は発生するのか?」

「帰国予定者の住民税はどうなるのか?」

というご相談も増えてきます。

住民税の取り扱いは居住状況によって異なるため、個別の確認が重要です。

特に退職や帰国を予定している場合は、事前の確認がトラブル防止につながります。

③扶養控除の書類は揃っているか

外国人労働者の中には、海外に住む家族を扶養しているケースがあります。

その場合、

  • 親族関係書類
  • 送金関係書類

などの準備が必要になります。

書類の不備があると控除が認められない場合もあるため、早めの確認が大切です。


■在留資格と業務内容の確認も重要

①雇用後の確認が漏れていませんか?

外国人労働者を採用する際には在留資格を確認しますが、その後の管理が十分でないケースもあります。

例えば、

  • 在留期限の更新状況
  • 業務内容との整合性
  • 勤務時間の管理

などです。

税務だけでなく労務管理の観点からも、定期的な確認が必要になります。

②留学生アルバイトの管理にも注意

留学生をアルバイトとして雇用している場合、

  • 資格外活動許可
  • 労働時間の上限

などに注意が必要です。

企業側が把握していなかったとしても問題になる可能性があるため、継続的な管理体制を整えておくことが重要です。


■帰国時に発生しやすい税務トラブル

突然の退職や帰国に備える

外国人労働者の場合、

  • 母国への帰国
  • 転職
  • 在留資格変更

などによって急な退職が発生することがあります。

その際、

  • 給与精算
  • 税務処理
  • 必要書類の発行

などを適切に行う必要があります。

準備不足のまま対応すると、会社側にも本人側にも負担が生じることがあります。


■よくあるご相談

①「今の給与計算で合っているか不安」

外国人労働者の雇用が初めての企業様から特によくいただくご相談です。

税務処理は一見問題なく見えても、後から誤りが見つかるケースもあります。

②「どこまで会社が対応するべきか分からない」

外国人雇用では、

  • 税務
  • 労務
  • 在留資格

が複雑に関係するため、企業側の負担も大きくなります。

専門家に相談しながら整理することで、安心して雇用を継続できます。


■まとめ|6月は外国人労働者の税務を見直す絶好のタイミング

6月は、新年度の慌ただしさが落ち着き、現在の管理体制を見直すのに最適な時期です。

外国人労働者の税務では、

  • 居住者・非居住者の判定
  • 源泉徴収
  • 住民税
  • 扶養控除
  • 帰国時の対応

など、確認すべきポイントが数多くあります。

「これまでの処理で問題ないだろうか」

「税務上のリスクがないか確認したい」

「外国人スタッフが増えて管理が不安」

そのようなお悩みがありましたら、木村稔会計事務所までお気軽にご相談ください。外国人雇用に関する税務・給与処理のサポートを通じて、安心できる経営環境づくりをお手伝いいたします。